耳鳴りは、検査をしても「異常が見つからない」場合がよくあるようです。そして、耳鼻咽喉科の専門医でさえ、『「耳鳴り」がしても原因がはっきりしなくて、つらい思いをしている人が多い』と、語っています。医学が進歩した現在でも、耳鳴りの発生メカニズムには、不明な点が多いのです。
根本的な治療法が確立されていないのが、現状と言えるでしょう。特に、他人には聞こえない自覚的耳鳴りの場合、そのようなケースでは、ビタミン剤や、循環改善約、精神安定剤などが、対症療法として使われています。そこで問題は、対証療法として化学薬品を服用する場合、その副作用の影響です。
耳鳴りの原因が、ある程度はっきりしている人は、その症状に適合した化学薬品を服用しても良いのでしょう。しかし、耳鳴りの原因がはっきりしない人が、「とりあえず」ということで、副作用も心配されるような化学薬品を服用するのは、問題もあり、あまり好ましくないかもしれません。何の病気であれ、薬の副作用は非常に怖い物です。他の病気で服用している薬の副作用で「耳鳴り」が起きる場合さえあるのです。
耳鳴りの原因がはっきりしないが、その症状を少しでも和らげようと言う場合は、一般的に、化学薬品に比べて副作用がほとんど無いかまたは少ないといわれる漢方薬を服用した方がベターだという西洋医学の医者もいます。近年、あらゆる医学分野において、東洋医学(内側から直す・免疫力の向上・針・お灸・気・薬草=漢方薬)が注目を浴びるようになってきました。医療の最先端を行く西洋医学(悪い所を切る・即効性有り)の分野でも、一部に東洋医学を取り入れる国立・大学病院が増えています。
両医学には、それぞれ一長一短があります。したがって、その人の耳鳴りの症状にあった治療法を選ぶことが何よりも大事です。次の項以下は、原因不明の耳鳴りに安全といわれる幾つかの漢方薬(あくまでもご参考として)の紹介や東洋医学から見た耳鳴り、について解説しています。
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