100人に10人から15人が経験すると言われる「耳鳴り」。この不思議な耳鳴りを少しでも理解するには、まず、「耳の構造」について知ることが大事だと思います。そこで、耳についての基礎知識を学んでおきましょう。耳は、大きく次の三つの部分に分けられます。 第一の部分は、外耳音を集める耳介と、通路となる外耳道とを、外耳といいます。
第二の部分は、中耳外耳道から耳の中を見ると、膜がありますが、これは音によって振動し、増幅させる機能を持つ鼓膜です。鼓膜の中には、音を伝達する三つの小さな骨が鼓膜に付着されており、蝸牛(かたつむり)まで音が伝達されます。これらの小さな骨を耳小骨といいますが、この耳小骨が入っている空間が、鼓室です。鼓室は、耳管を通じて鼻咽腔につながっています。
小児の場合、耳管の構造的な問題が、滲出性中耳炎に影響を及ぼします。耳管は、鼻咽腔(鼻の奥)と中耳腔をつないでいる管で、大気と中耳の圧を同じにするためにあります。中耳は、この管によって換気されています。
溜下をする事によって、耳管が開きます。その他のときは、中耳を不必要な圧から守るために、閉じています。
第三の部分―内耳。内耳は大きく蝸牛といって、聴力をつかさどるところと、前庭といって、からだのバランスをとるところとに分かれますが、アブミ骨振動は、卵円窓に伝わり、そこから蝸牛の中のリンパ液を振動させて、蝸牛内の感覚器官を刺激して、それで音が鑑別され、そこから聴神経の中に信号が行きます。
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