「難聴」は、「耳鳴り」と切り離して考えられない症状です。では、「難聴」とは、どのような物でしょうか。難聴とは、何らかの原因で聴力が低下して、周囲の音が聞こえなくなってしまう状態をいい、耳の聴覚障害です。
しかしながら、その原因は未だに解明されていないのが、現状です。音の伝わる仕組みについては、次のようになっています。まず耳介と外耳道をとおり、鼓膜をふるわせ、その後、耳小骨(つち骨、きぬた骨、あぶみ骨、などから構成される)を伝わって、内耳に届き、「がぎゅう」のリンパ液を振動させます。
さらに、この振動が感覚細胞(有毛細胞)、内耳神経を経て脳幹、大脳皮質へと伝わり、音として知覚されるのです。「難聴」は、この外耳から大脳皮質にいたる聴覚伝導路のどこかに障害が起こることによって発生すると考えられています。難聴の症状としては、生まれつき難聴に人もいますし、歳を重ねて、加齢による難聴で聞こえなくなる人もいます。
また、騒音のはげしい場所で長時間過ごすことで、耳が聞こえにくくなる人もいます。さらに、突発性難聴のように片耳が聞こえなくなる人もいます。このように、いろんなタイプの難聴があるために、なかなか、一くくりにして、症状を説明することが出来ないのが現状です。
このようなところが、現代医学を以ってしても、未だにその解明がなされていない背景があるようです。ここがまた、数百年の研究にもかかわれず「耳鳴り」の解明がなされていない所に「耳鳴り」と「難聴」が繋がっているといえましょう。
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