耳鳴りとは、周囲の音とは無関係に、頭の中で音が聞こえると自覚するものです。それがどんなものであれ、実際には無い音を、耳であるいは頭で、音として感じれば、それが耳鳴りです。音色も音の大きさも人によって異なります。耳鳴りには、幾つかの種類があります。そこで、あなたの耳鳴りは、どのような種類の耳鳴りかを確認してみましょう。以下、種類別の解説です。
他覚的な耳鳴りとは、耳の周りの筋肉や関節の音や、血管の血流の音などが、本人はもとより、聴診器を当てると、第三者にまで聞こえる耳鳴りです。耳鳴りの音は、「ザーザー」とか、「ドクン、ドクン」といったような脈に一致した血流音のようなものがほとんどです。この他覚的な耳鳴りは、耳の周囲の血管異常や高血圧、更には顎関節証、顎筋肉の結節、腫れなどが、原因として挙げられます。
自覚的な耳鳴りとは、本人にしか聞こえない耳鳴りです。多くの場合、耳鳴りはこのケースであるといえます。耳鳴りの音は、「蝉(セミ)」セミが鳴いているように、と表現されることが多いのですが、それ以外にも色々な音が聞こえる耳鳴りがあります。また、同時にいくつもの音が聞こえる場合も少なくありません。原因や障害部位もさまざまですが、大半の耳鳴りは、内耳や聴神経などの脳に入るまえの比較的抹消で鳴っていると、考えられています。
生理的な耳鳴りとは、真夜中の周囲が静かな時に、「シーン」という音が聞こえることがあります。これを生理的な耳鳴りと言いますが、これは、健康な人でも感じるもので聴覚の異常ではありません。したがって、なんの心配もいりません。
病的な耳鳴りとは、病的な耳鳴りは、鼓膜などの中耳に異常がないにも拘らず、特定の音が、片方の耳か両方の耳で、時々うるさいぐらい鳴ったり、または、いつまでも鳴り続けたりするものを、言います。鳴ると同時に、難聴やめまい、吐き気や頭痛を伴う事があります。
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